ZEHってなに?
2023/10/12
ZEHってなに?
ゼッチってよみます◎
ZEHってなに?
パート2
こんにちは、スタッフのハラです♪
前回のおさらいですが・・・
「ZEH住宅」とは、年間の一次エネルギーの消費量と生産量の収支がゼロ以下となることを目指した住宅のことです。
住宅の断熱性を高めたり再生利用可能エネルギーを利用することによって住宅の省エネ性を高め、同時に太陽光発電システムや蓄電システムを利用して、年間を通して消費するエネルギー量と同等のエネルギーを作り出します。
こうすることによってエネルギーの消費量と生産量が「消費量≦生産量」となるようにしようというものがZEH住宅です。
では性能の基準は・・・
□強化外皮基準を満たしていること
ZEH住宅であるかどうかの判断基準の中でも特に注目を集める項目がこの「強化外皮基準」です。
この基準を満たしていることで、省エネ性の高い住宅であるという判断をすることができます。
強化外皮基準は建物の外皮の断熱性能を判断するための基準であり、3種類の地域区分ごとに異なる値が設定されています。
具体的な数値として、地域区分ごとにそれぞれ0.4以下、0.5以下、0.6以下というUA値が設定されています。
一方、従来の省エネ基準で設定されているUA値は最も基準の厳しい地域で0.46、逆に最も緩い地域では0.87という値が設定されています。
ZEH住宅の強化外皮基準は従来の省エネ基準よりも厳しい高断熱基準が設定されているのです。
□基準一次エネルギー消費量を20%以上削減すること
一次エネルギーの消費量を削減する方法は、太陽光発電への切り替えだけではありません。
住宅の断熱性を高めたり、換気扇や空調、給湯器などの設備機器を高効率化して住宅を省エネ化し、必要とするエネルギー量自体を減らすことも重要です。
再生可能エネルギーで生産されてプラスとなる分は除き、住宅の省エネ化によって基準一次エネルギー消費量を20%以上削減することがZEH住宅の基準では求められています。
□再生可能エネルギーを導入すること
再生可能エネルギーとは太陽光や風力、水力、地熱などの自然界に存在する枯渇することの無いエネルギーのことを指します。
ZEH住宅として認められるためには、この再生可能エネルギーシステムを導入している必要があります。
たとえば、太陽光発電システムです。
ZEH住宅の基準では再生可能エネルギーの生産量については問われないため、わずかでも再生可能エネルギーを創出していれば問題はないそうです。
少しは理解が出来てきましたでしょうか。
次回はZEHにすることでどのようなメリットが生まれるのか
お話していきます。お楽しみに!!!