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2021/08/20
こんにちは(・ω・)松永建設です!
今回は伝統的な日本の家屋の工夫についてお話ししたいと思います!
昔は今と違い空調などなかったので、家の中に暑さをしのぐ工夫が沢山されています。
例えば、木造の家と言えば瓦がイメージされますが、瓦屋根よりもっと歴史が古いのが茅葺屋根(かやぶきやね)です。
茅葺屋根(かやぶきやね)はススキやヨシなどの乾燥させた草を重ねてできています。
分厚い繊維を集めた茅葺屋根は通気性に優れ、熱を外に逃がします。
熱吸収効果をもっているので断熱性も高く、水の気化熱を利用して室内の気温を下げる機能も備えているとも言われており、梅雨の時期に屋根の中に雨水をため込み、夏の日差しや気温によってそれを蒸発させることで室内の温度を下げていたみたいです。
また、近年になり新築の家でも縁側が取り入れられたり「縁側カフェ」ができたり再び見直されてるのが縁側ですが、縁側は和室と屋外の間に設けられた板張り状の通路のことを指します。
居室と屋外の間に縁側があると、そこが緩衝地帯(かんしょうちたい)となり、一定の温度に保つ効果があります(*´∇`*)
縁側の上にある「幹」とよばれる屋根の庇(ヒサシ)が縁側の上に張り出しているので、夏の直射日光が部屋に入るのを防ぐ効果もあるので、昔の人は日光を遮るためにすだれも活用していました。
他にも庇は木材を雨や日差しによる劣化から守る役割も果たしていると言われています。
最後に部屋内の風通しで重要な役割を持つのが障子と襖(ふすま)です!
部屋と部屋を隔てる間仕切りの役割をしており、高温多湿ほ日本にとって重要な役割をしています。
開けたり閉めたりと風通しを変化させることで室内温度を調整する機能があり、全て開け放てば部屋が繋がって風の通り道ができ、熱や湿気を逃がす効果があります。
障子は和紙を通して採光ができるので外に面した部屋に、襖(ふすま)は室内の部屋同士の仕切りに使われます。
また、障子や襖だけでやぬ屋根裏や床下などにも通風口が設けられるなど、色々な所に風を通す工夫があります♪
皆様の近くにも昔から伝わる日本家屋の夏対策がまだまだ取り入れているかもしれませんので是非探してみて下さい(๑>◡<๑)
新築やリフォーム、増築などお考えの方いらっしゃいましたら是非松永建設までご相談ください♡